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青海町「上路の山姥の伝説」
私も知っている一般的に有名な山姥伝説のルーツを探ろうとして、古典文学全集を片っ端から読んでみるが(目次だけ)どこにもその話が出ていない。
唯一、江戸時代に書かれた謡曲の中に「山姥」の題名があるがこれもなかなか面白かった。新しい山姥を発見した気持ちになった。
ある日、白鳥山へ登っての帰りに、時間があったので上路(あげろ)の部落で車を停めて、山姥のことを聞こうとして出会ったのがこの地区の公民館長さんであった。
ところが、上路の山姥は私の知っている山姥の話とはまるきり違っていた。
そして伝説の裏には真実の話が隠されていた。

 むかし、上路の村の山奥に山姥が棲んでいた。
この山姥、とんでもない悪で、ときどき里へ降りて来ては村人に悪さをした。
あるときは作物を荒らし、挙句の果ては作物を盗んでいく、またあるときは子供に悪さをし、怪我をさせたり、病をはやらせた。
 山姥の悪さには手におえず、村人は寄り集まって相談した。
その結果、神社を建てて山姥を神様に祭り上げてしまおうという結論に達した。
村人のおもわくどおり山姥の悪さはぴたりと止まった。
それどころか、山姥の息子は長じて都へ上り、坂田の金時と名乗って有名な人物となったということである。

by エコロ爺

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