11月例会(納山祭) うなづき湖トレッキング 11月6日(日) 天候 曇り時々時雨 参加44名

(画像1・さぁスタート) 今年最後の例会は黒部峡谷鉄道 宇奈月駅からスタート。

宇奈月ダムに併設されている、大夢来館と書いて(だむこんかん)という施設を見学、その後、上流の公営とちの湯がある尾沼谷川を目指し、川手前を少し登ったところにある、十二貫野用水(じゅうにかんのようすい)沿いに下る、約5kmのトレッキング。

まずは宇奈月駅を9時半に出発。曇り空なので、なんとかお天気がもってほしいところ。
(画像2・新山彦橋を見上げる) 旧トロッコ電車軌道敷である山彦橋を渡る。

視線を上にやると、現在、トロッコが走る、新山彦橋が紅葉の中に真っ赤に浮かぶ。
(画像3・冬季歩道を触る) 山彦橋を渡り、トンネルを抜けると宇奈月ダムに近づく。

この遊歩道の横には冬季歩道といって、作業される方が雪の時期に使う、コンクリート製(厚さは10cmくらいだろうか?)で、縦長(高さ180センチくらい)のかまぼこ型、そして数メートル置きに明り取りの10cm角のくりぬきがある通路があった。

作業される方の苦労がしのばれる。
(画像4・監査廊内部) 宇奈月ダムに到着。2班に分かれて、資料館と地下にある監査廊(かんさろう)とを見学。

監査廊はダムやゲートの異常をチェックするための廊下で、深さ50メートルのエレベーターで降りていく。川底からまだ20mほど下になるそうだ。

総延長は920m、上部に赤いレールがあるが、これは移動式監視カメラ用だそう。ガスが出る、高温になる、などの異常事態のときに、遠隔操作でカメラを動かし、人間の変わりに異常を探すそう。
(画像5・監査廊内の地下水の流れる溝) そして、監査廊の中はずっと、小さな水の音がしていた。

地下水が染み出るとのこと。温泉が近いからだろうか?

パイプの出口や、壁面で水が滴っているところは、肌色のなめらかな固形物が着いていた。

このままずーっと放っておくと、いずれ鍾乳洞に??ってなことは無いワケで・・。
(画像6・宇奈月ダムを横から見下ろす) ダムを横から眺める。
高さ97m、やっぱり高い。

ダム自体のコンクリートの重さで水圧に耐える重力式コンクリートダムだそうだ。

このダムの目的は洪水調節、水道用水、水力発電。ダムの総貯水量は東京ドーム約20杯分の2470万立方メートル。って、想像がつかない。


また、黒部川は激しい土砂の流出を伴う洪水が多いので、排砂設備がある。

上流にある出平(だしだいら)ダムと連携排砂することで、川や海が濁り、漁業に影響するということは時々ニュースにも流れる。

災害から守ること、生活をすること、互いにつらいところ。
(画像7・模型を触る) 資料館に入る。ダム周辺の模型があって、実際に触ってみる。

これだと、イメージも湧き、分かりやすく説明できますね。
(画像8・湖面橋) 資料館を出て黒部川の支流である尾沼谷川を目指す。

まずは湖面橋(こめんきょう)を渡ります。ここも真っ赤で美しいアーチを描く橋。
(画像9・黒部川を挟んでトロッコの線路) 湖面橋を渡って、トンネルを抜けると、川向こうにトロッコの線路が見える。

土砂崩れから守るために、半分、トンネルになってます。
(画像10・いよいよ登り) 公営とちの湯の裏手に尾の沼公園があり、そこで昼食タイム。

ですが、食事が終わるころ、雨がぽつぽつと・・。
もうちょっとお天気がもってほしいが、ちょっと無理そう。

皆、河童や傘で雨対策。そして、尾沼谷川沿いにつづら折りの階段を暫く登る。
(画像11・用水に沿って歩く) 階段を登りきると、山の中腹に出た。そこに、十二貫野用水の遺跡が姿を表した。

こんな高いところに、それも江戸時代という、測量技術も今ほど発達していない時期に、たった15か月で20kmあまりの用水を作ったとは、本当に驚き。

それにしても、紅葉とうなづきのダム湖やトロッコ電車を見ながら歩くのは、少々雨が降っていても、とても気持ち良い。
(画像12・巨大なとちの木) 途中、本当に大きなとちの木を発見。

どれだけ長い時間、この峡谷の厳しい季節を乗り越え、さまざまな自然を見てきたのだろうか?と、ふと思った。
(画像13・時折、岩盤ものぞく) 少しきつい風が吹き続ける。

でも、その風は、紅葉した色とりどりの葉をまるで雨のように降らせる。

その様子は、言葉で言い表せないほどの美しさでした。
(画像14・互いに慎重に・・) 途中、少し岩が崩れたところもあったが、ゆっくりと歩調を合わせて乗り越えていく。

声を掛け、互いに信頼して進んでいく。
(画像15・お猿も紅葉を楽しむ?) そろそろ、ゴールも近づいてきた頃、遊歩道のすぐそばの木にお猿の子供。

人間ひとり 対 猿たくさんならちょっと怖いが、今日は人間のほうが多い。

こちらの様子をじっと伺っていた。
(画像16・豊かな森の恵み) どんぐりや栗がそこここに落ちている。

柔らかい落ち葉の上を歩くと、靴の裏から全身に自然が満ちてくるよう。
(画像17・記念撮影) うなづき温泉街に到着後、新川育成牧場に移動。

ここのジェラートが美味しい!
ここで合流した「おわらの里ふれあいホーム」さんと一緒に記念撮影。

何人か手にジェラートをほうばりながらの撮影ってのも、ここならではかも・・。

お天気が良いと、高台にあるので富山湾や能登半島がとても美しく見るのだけれど、雨で視界がきかず、残念。


今回は小学生の参加も多く、にぎやかで楽しいトレッキングとなった。
レポート:次郎長


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