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2年前でしょうか、三ツ星で新穂高から
上高地に下りた時から、一度西穂高岳に
登りたいと思い、ようやく実現する日が
やって来ました。
メンバーは当会のA氏と魚津の私の
登山仲間と3人。
ガイドブックでコースタイムをみると、
ロープウェイの最終時間までに戻るには
結構きびしい感じだったので、最初から
緊張感を持ちながら登りました。
登山口を7時45分にスタート。
さほど急登もなく、 美しい紅葉を
見ながら、楽しく登ることができ、
意外と早く西穂山荘に着きました。 |
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「西穂高山荘余裕の感」
というところで、 休憩と
記念写真を撮りましたが、
私はホント言うと、
前日に「ほたるいかマラソン」を
走っていたため辛かったのでした。 |
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最初はガスがかかってましたが、
丸山付近から晴れてきて、独標までの
稜線がきれいにみえてきました。 |
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その稜線を登りながら
右方面を見ると、これまた
草紅葉がとても素晴らしいです。 |
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左上部を見ると、台形の形をした
独標に登山者がいるのがわかります。 |
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10時20分、ようやく独標に到着。 |
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ここからの見晴らしは最高で、
穂高連峰がきれいに見え、
本当に感激でした。 |
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喜びも束の間で、
ここから西穂にいく絶壁の岩場を見ると
高所恐怖症の私には無理と思い、
ここから引き返す提案をしました。
が、
受け入れられず先に進むことに
なりました。
正直に言うと独標では
標柱につかまらないと立てない
情けなさでした。
勇気をだしてピラミッドピークまで
なんとか行くことができました。
A氏と友人は全然平気で、特にA氏は
むしろ岩場を楽しんでいるように、
ピョンピョン跳ねるように、ドンドン先に
いくのです。
彼は登りは遅いと思ってましたが、
この時は神様のように見えました。 |
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私がピラミッドピークで一人待っていると
ヘリコプターが、誰か遭難したのか
捜索していてビックリでした。 |
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11時、A氏と友人は西穂高岳に到着。
満足そうな両氏。
恐かったけど、
今までに登った山の中で
最も感動した山行でした。 |