個人山行 2005年10月10日(月)  西穂高岳  by Osamushi
(画像。美しい紅葉の登山道)   2年前でしょうか、三ツ星で新穂高から
 上高地に下りた時から、一度西穂高岳に
 登りたいと思い、ようやく実現する日が
 やって来ました。

  メンバーは当会のA氏と魚津の私の
 登山仲間と3人。
 ガイドブックでコースタイムをみると、
 ロープウェイの最終時間までに戻るには
 結構きびしい感じだったので、最初から
 緊張感を持ちながら登りました。

  登山口を7時45分にスタート。
 さほど急登もなく、 美しい紅葉を
 見ながら、楽しく登ることができ、
 意外と早く西穂山荘に着きました。
(画像。西穂高山荘到着)   「西穂高山荘余裕の感」
 というところで、 休憩と
 記念写真を撮りましたが、
 私はホント言うと、
 前日に「ほたるいかマラソン」を
 走っていたため辛かったのでした。
(画像。独標までの美しい稜線)   最初はガスがかかってましたが、
 丸山付近から晴れてきて、独標までの
 稜線がきれいにみえてきました。
(画像。斜面も美しい紅葉)   その稜線を登りながら
 右方面を見ると、これまた
 草紅葉がとても素晴らしいです。
(画像。独標がまだまだ小さく見える)   左上部を見ると、台形の形をした
 独標に登山者がいるのがわかります。
(画像。独標にて記念撮影)    10時20分、ようやく独標に到着。
(画像。穂高連峰の壮大な景色)   ここからの見晴らしは最高で、
 穂高連峰がきれいに見え、
 本当に感激でした。
(画像。ピラミッドピーク向こうには細い尾根)   喜びも束の間で、
 ここから西穂にいく絶壁の岩場を見ると
 高所恐怖症の私には無理と思い、
 ここから引き返す提案をしました。

 が、
 受け入れられず先に進むことに
 なりました。

  正直に言うと独標では
 標柱につかまらないと立てない
 情けなさでした。

  勇気をだしてピラミッドピークまで
 なんとか行くことができました。

  A氏と友人は全然平気で、特にA氏は
 むしろ岩場を楽しんでいるように、
 ピョンピョン跳ねるように、ドンドン先に
 いくのです。

  彼は登りは遅いと思ってましたが、
 この時は神様のように見えました。
(画像。岐阜県警のヘリ)   私がピラミッドピークで一人待っていると
 ヘリコプターが、誰か遭難したのか
 捜索していてビックリでした。
(画像。A氏と友人の西穂高登頂記念写真)   11時、A氏と友人は西穂高岳に到着。
 満足そうな両氏。

  恐かったけど、
 今までに登った山の中で
 最も感動した山行でした。

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