個人山行 2005年10月16日(日) 曇り後晴れ  白馬唐松岳  by Osamushi
(画像1・扇雪渓。今の時期でも少し雪渓が残っていました) その日は三ツ星の例会の日で、ホントは例会を優先させなければと、 申し訳ない気持ちでしたが、日程の調整ができず決行しました。 魚津の登山仲間4人で、始発のゴンドラに間に合うように魚津を6:10にスタート。 道中は曇っていましたが、9時から晴れてくるという天気予報を信じて車を走らせました。

八方駐車場には8時前に到着して、乗り場に行くと、もう20人くらいの観光客や登山者が並んでいました。ゴンドラと2本のリフトを乗り継いで、 八方池山荘の登山口を8:50から登り始めました。西穂同様、リフトの最終時間(16:30) までには降りてこなければというプレッシャーを背負い、 一般観光客をドンドン追い抜きながら八方池までハイペースで行き、 9:25に八方池に到着。しかし、ガスで全然池も白馬三山も見えず。 当初、池で休憩の予定でしたが、このガスでは休憩してもしょうがないと思い ドンドン登って行くことにしました。

しばらくすると「ゲロゲロ」と雷鳥の鳴き声が聞こえたのですが、 先頭はずっと先にいたため雷鳥を探すことをあきらめて登ることにしました。 八方池からの登りにくい岩場を過ぎると、紅葉のトンネルのような登山道があり、 その中に入って行く時は、大変楽しい気分でした。
(画像2・扇雪渓を越えた紅葉スポット) 扇雪渓を越えたあたりは最高の紅葉スポットだと思いましたが、 かなり疲労もきていてゆっくり楽しむ余裕は残念ながらありませんでした。 ようやく丸山ケルンに10:18到着、時間的にも目途がついたので、 最初の休憩をとることにしました。
(画像3・間近に見える不帰の剣、杓子岳) 丸山あたりでは天気予報通リ晴れてきていて、 不帰の剣、杓子岳がまじかに見え、疲れも吹っ飛ぶ感じでした。
(画像4・穏やかな登山道) 丸山からは少し余裕を持って唐松頂上を目指し始めました。 このコースでは危険な場所もほとんどありませんでした。
(画像5・と、思ったら絶壁の岩場にかかる木材の足場) ただ唯一 唐松山荘の手前に短い距離ですが、絶壁の岩場がありました。 落石の音がガラガラと聞こえて一瞬緊張が走りましたが、なにごともなく、一安心。ここは気を付けて歩きたいところです。
(画像6・稜線から唐松山荘を見る) 唐松山荘(11:05到着)は派手な赤い屋根や外壁に感激!こんな外観の山荘は大好きです。
(画像7・そして山荘から唐松頂上を見上げる) さあ、頂上が見えてきたぞ、あともう少し。 でも最後のもう少しがホント辛かった。
(画像8・頂上にて記念撮影) とうとう11:23に 唐松頂上に到着!!4人全員大感激でありました。 片道約2時間半、ガイドブックには4時間半と書いてあるから急いだのに、 こんなに早く着くならもっとゆっくり楽しみながら登ればよかった。 頂上での天気は最高で、360度の大パノラマ。
(画像9・頂上より西方向) 西を見れば剣、立山、残念ながら雲にかくれて魚津の最高峰毛勝山は見えず・・。
(画像10・頂上より南方向) 南を見れば、五竜の後ろに穂高連峰の槍ヶ岳。
(画像11・頂上より北方向) 北を見れば、鑓ガ岳、杓子岳。東を見れば山は見えるけど名前が分からず。 山荘で昼食をとる予定でしたが、下りるのがもったいなくて頂上でとることにしました。 素晴らしい景観を見ながら食べる!!これほどのぜいたくなんてあるでしょうか。 来年も新緑の頃に来ようと決心して下り始めるのでした。西穂もよかったけど、それ以上に感動した山行でした。

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